やりたいことがないな〜
やることも多いな〜
行動力がないんだよな〜
どうしよう・・・。
そんな方におすすめの1冊を紹介します!
実は,どの悩みも「やらないこと」を明確にすることで解決できます。
この記事ではその理由を解説してきます。
書籍
今回紹介する本は,塚本亮さんの「すぐやる人の「やらないこと」リスト」です。
「やらないこと」を明確にすると「やりたいこと」が見えてくる
「やらないこと」を明確にすることで「やりたいこと」が見えてきます。
「やりたいこと」がわからない人の多くは「やらないといけない」ことで自分の時間が奪われ,自分の「やりたいこと」が何なのか,考える余裕がないのかもしれません。
まずは「やらないこと」,「やりたくないこと」を明確にしてみましょう。
そうすることで,少し時間に余裕ができるはずです。
「やらないこと」で浮いた時間で,ちょっとでも興味を持ったことをまずはやってみましょう。
本を読んでみる,プログラミングの勉強をしてみる,絵を描いてみる,作曲してみる,散歩をしてみる。
することは何でもいいんです。
なんとなくでも良いから興味を持ったことからやってみる。
自分は何が好き嫌いか,または得意か苦手か,だんだんと見えてきます。
その過程を続けていくことにより「やりたいこと」というのが徐々に明確になってくる思います。
他の本ですが,神田昌典さんのベストセラー「非常識な成功法則」にも「やらないこと」をまず決める方法が紹介されています。
まずは「やらないこと」を明確にしてみましょう。
「やることが多い」は幻想かも
やることが多いと思っている方はまず,本当にやることが多いか調べてみましょう。
頭で考えるより,紙に書き出したほうが良いです。
“頭の中だけで考えない” は本書で紹介されている1番最初の「やらないこと」です。
紙に書き出すことで,やらないといけないことが実際どの程度あるのか視覚的に把握することができます。
実際に見てみると意外と少なかった,という場合もあるかもしれません。
本当に項目が多かった場合は書き出したものを一つ一つ吟味していきます。
本当にやらないといけないことなのか厳しい目でチェックしていきましょう。
ポイントとなるのは,他人の価値観で「やらないといけない」と思っていないか。
「〜すべき」ということのほとんどは,他人の価値観です。
他人の価値観でやることを決めるというのは,他人の人生を生きるということです。
自分の人生の主導権を握るためにも,まずはやらないといけないことを厳しい目でチェックしましょう。
そしてこれは他人の価値観でやらないといけないと思いこんでいたというものがあれば「やらないこと」にしましょう。
そうやってやることを減らしていけば,「やることが多い」という問題も解消するのではないかと思います。
行動力がないのはやらなくていいことに時間を奪われているから
「やることが多い」という問題と同様,「自分は行動力がない」と思っている人も,実は日々の忙しさに追われ,「自分のため」に行動する時間がないだけではないでしょうか?
その場合,行動力がないのではなく時間がない,あるいは自分の「やりたいこと」が明確になっていない可能性があります。
今まで書いてきたように,まずは「やらないこと」を決めてみましょう。
そうすることで,時間的な余裕が生まれます。
その時間でちょっとでも興味を持ったことをまずやってみましょう。
やってみたことの中で次第に自分の好きなことや「やりたいこと」が見つかるはずです。
好きなことや「やりたいこと」が見つかっただけで,行動した証です。
もう「行動力がない」なんて思わなくなると思います。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は「やらないこと」を決めることで,「やりたいことがない」「やることが多い」「行動力がない」を解決できるというお話をしました。
本書で一貫して伝えられていることが行動することの大切さです。
行動しようと思っても,「やりたいことがない」「やることが多い」「行動力がない」という理由で行動できない人も多いと思います。
「やらないこと」を決めるためにも,まずは本書を読んでみるというのはいかがでしょうか。
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