後悔のないように生きたい。
でも何をしたらいいんだろう?
そんな方にぜひおすすめしたい一冊です!
書籍
今回紹介する書籍は、ひすいこたろうさんの「あした死ぬかもよ?」です。
メッセージはタイトルからもわかる通り非常にシンプルです。
「明日死ぬかもしれないのだから悔いのないように生きよう。」
でも、悔いのないように生きるってどういうことなんでしょう?
本書はそれについて真剣に考えるヒントを与えてくれます。
個人的に、本書はずっと手元に置いて何度も読み直したい、座右の書です。
結論
もっと冒険をしよう
ポイント
今回は以下のポイントに絞って紹介します。
- 死を忘れるな
- 両親と過ごせる時間の短さ
- 失う前に自分の幸せに気づく
- やりたいことリストにはバカバカしいことを
- そもそも生きているのが奇跡
それでは詳しく見ていきましょう。
ポイント1:死を忘れるな
メメント・モリとは、ラテン語で「死を忘れるな」という意味。
今日亡くなる人は世界で約15万人。
人生最後の日は必ず来る。
もし今30代なら、桜を見れるのはあと50回かもしれない
命がけで生きるという言葉があるが、人はみんな常に命がけ。
毎分毎秒、何をしていたって命をかけている。
それを受け入れ、忘れないようにしよう。
ポイント2:両親と過ごせる時間の短さ
今自分が30代で、両親が60代、そして両親と離れて暮らしている場合、一緒に過ごせるのは大雑把に計算してあと約2ヶ月。
あとで後悔する前にちゃんと感謝を伝えよう。
両親が亡くなっている方は今日からの自分の生き方で、周りを明るく照らすよう心がけよう。
ポイント3:失う前に自分の幸せに気づく
今日無事に生きていられることは実はとても幸せなこと。
“大好きな人が死なずに、今日生きていてくれる。それ以上の幸せなんてありますか?”
自分にとって大切な人がいるように、あなたが生きていることで幸福になる人がいる。
幸せの本質とは「存在」。
人は失ってから初めて幸福に気づく。
失う前に気づこう。
ポイント4:やりたいことリストにバカバカしいことを
死ぬまでにやりたいことリストを書く。
その時にバカバカしいことや、笑えるものも入れる。
バカバカしいことを本気で楽しむのが生きる醍醐味。
何をしているかよりも、本気でやっているかが重要。
ポイント5:そもそも生きているのが奇跡
宇宙が誕生してから137億年、あなたは「無」だった。
喜ぶことも、怒ることも、悲しむことも、楽しむこともできない。
それが人類が誕生して、命がバトンされ今のあなたがいる。
ご先祖を2000年前まで遡れば、あなたの先祖はなんと100兆人。
100兆人の誰か1人が欠けても、あなたは存在しなかった。
生まれてきて、今生きているだけで大喜びしていいはずです。
感想
もう凄すぎてポイント絞るのが大変でした。
メッセージとしては、誰でも聞いたことのあるような普遍的なものかもしれませんが、エピソードや他の本なども取り入れながら書かれていて、心の深いところに響きました。
冒頭にも書きましたが、ほんとにバイブル的な感じで、頻繁に読みたいなと思いました。
まさにメメント・モリのためにです。
それからガイコツのモチーフも本来は、「いつか自分もこのように(骸骨に)なる、それを忘れるな」という意味があったそうです。
趣味としてあんまりガイコツは好きではなかったのですが、そう言われるとちょっと興味が出ました。
本書の冒頭に書いてあったのですが、人が死ぬ時後悔するもので多いのが、「もっと冒険すれば良かった」だそうです。
自分もまだまだ、たくさん冒険していきたいなと思いました。
本当におすすめなので気になった方はぜひ手に取ってみてください。
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