お金を貯めないと!
もっと稼がないと!
あれ、でも何のため?
そんな方におすすめの一冊を紹介します!
書籍
今回紹介する一冊は、ビル・パーキンスさんの「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」です。
結論
お金の価値は年齢によって変わる
今回は以下のポイントに絞って紹介します。
ポイント
- 人生とは思い出づくり
- お金の価値を最大化できる年齢
- 後悔しないために何をするか
それでは詳しく見ていきましょう。
ポイント1:人生とは思い出作り
人生は、稼げば稼ぐほど良いというものでもないし、貯金すればするほど良いというものでもない。
最大の目標は、お金をできる限り増やすことではなく、できる限り人生を豊かにすること。
人生の一番大切な仕事は思い出づくり。最後に残るのは結局大切な人との思い出。
また、子供にとって親と過ごす時間は重要で、研究によると、幼少期に親から十分な愛情を注がれた人は大人になってから、他人と良い関係を築け、薬物中毒やうつ病になる割合が低いそうです。
ポイント2:お金の価値を最大化できる年齢
26〜35歳がお金の最大限に使えるピーク。
お金から価値を引き出す能力は、年齢とともに低下する。
特に若いうちは、経験と健康にお金を使う。
ポイント3:後悔しないために何をするか
多くの人が亡くなる間際に後悔することは、「勇気を出してもっと自分に忠実に生きればよかった」、「働き過ぎた結果、子どもやパートナーと一緒に時間を過ごせなかった」というのが多い。
後悔しないために、やりたいことリストを作る。
このやりたいことリストは一般的な「死ぬまでに」というものではなく、年齢で区切り、「何歳から何歳の間に~をする」というタイムバスケットというもの。
上記したように、年齢によって効果的なお金の使い方は異なる。
老後に世界を飛び回ったり、スカイダイビングしたりするのはかなり困難。
感想
すごくためになる本だと思いました。
特に、「人生の最大の仕事は思い出づくり」という点はとても共感できました。
ただがむしゃらに将来のために働いて節約もして、人生の終盤で気付いたらお金は持て余してるけど、お金を使ったり旅行したりする体力はもうない、思い出もない、というのは最悪ですよね。
それから、お金を使う能力が年齢とともに低下するというのもあまり考えたことがありませんでした。
もちろん、若いうちにどんどん使えという極端なものではなく、この本にも書いてありましたが、今しかできない経験への支出と、将来のための貯蓄のバランスが大切なんだなと思いました。
著者が50歳の誕生日に大事な人たちを集めておこなった人生で最大の誕生日パーティーっていうのもなんだかいいな〜と思いました。
今しかできないこと。思い出づくり。
たくさんしていこうと思いました。
それから今日観た「天使がくれた時間」という映画となんとなく重なる点があって、読んでから観るととてもいいと思います。
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