やっほー!けんてぃーです!
今回は瀧本哲史さんの「僕は君たちに武器を配りたい」を紹介します!
概要
今回紹介する本は瀧本哲史さんの「僕は君たちに武器を配りたい」です.
この本は,まさにこの時代を生き残るための指南書です.
おそらく大学生や,これから社会人になる若者へ向けたメッセージですが,20代30代の人もまだまだ参考になると感じました.
自分なりの本書の結論です.
これからの時代を生き抜くために身につけるべきものとは,以下の3つです.
1. 教養
2. イノベーター的視点
3. 投資家的思考法
それぞれ説明していきますね.
1. 教養
これまでは専門知識やスキルを見つけることで食べていくことができました.
特に現代では,英語,IT,会計の3つは人気のあるスキルです.
これらのスキルを身につけると給料が上がるというイメージは,なんとなくありますよね.
しかし,このようなスキルもコモディティ化しつつある,と著者は述べています.
コモディティ(comodity)とは英語で「日用品」を指します.
つまり,まるで日用品のように多くの人が消費して(学んで)いるということです.
そのため,これらのスキルを必死に身につけたとしても,将来ほかの人にに取って代わられてしまうということです.
では,取って代わられないために何を学べば良いのか.
答えは,リベラル・アーツです.
リベラル(自由)・アーツ(学問)とは文字通り,自由の学問です.
それと対比して英語,IT,会計は,”奴隷の学問” だと著者は述べています.
リベラル・アーツとは,つまり教養のことです.
教養とは,歴史,哲学,芸術,文学,自然科学など,人類がこれまで積み上げてきた叡智を指します.
このような様々な分野を幅広く学ぶことで,正解のない問題に立ち向かう力を養うことができます.
2. イノベーター的視点
これからの時代はどんな産業であっても生き残るためには,新しい価値を生み出せるイノベーターの素質が必要です.
イノベーションとは全く新しいものを生み出すということではありません.
もともとあったものを,これまでになかった組み合わせで結びつけることです.
新しい組み合わせを発見するためには幅広く様々な分野を学び,教養を身につけておく必要があります.
一つの分野の専門家になるだけではイノベーターにはなれないということです.
つまり,幅広い教養を身につけておくことは,イノベーターになるための素質とも言えます.
3. 投資家的思考法
この資本主義の世界を生き抜くためには投資家的な考え方を身につける必要があります.
「投資」と聞くと,どうしてもギャンブルのようなものと考えてしまう人が多いようです.
しかし投資とは本来,価値が今よりも高まると予想できるものに時間・労力・お金を捧げることです.
何に投資をすべきか考えるとき,溢れる情報に惑わされていては損をしてしまう可能性が高まります.
しっかりと自分の頭で考え何に投資するかを選ばなければなりません.
そして,ここでも重要になるのが教養です.
教養を身につけておくことで,様々な視点から物事を見れるようになり,自分の頭で考え行動する力が次第に養われます.
まとめ
これからの時代を生き抜くためには,まず教養を身につけましょう.
今回は以上です!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではSee you next time!
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