オンライン英会話ってたくさんあるけど
結局どれが良いんだろう?
そんな方に向け、今回は大学で英語を教えている僕がおすすめするオンライン英会話を紹介します。
結論
DMM英会話、レアジョブ、italkiの3つのどれかがオススメ
今回の記事では、自分が教えている大学生にもおすすめしたいと思えるサービスのみを紹介します。
それぞれのサービスを紹介する前に、なぜそもそもオンライン英会話を利用するのかということについて少しお話をさせてください。
こんにちは、けんてぃーです。
現在大学で英語を教えています。
大学院で英語教育について勉強し、修士号を持っています。
言語習得の知識を活かし、これまでに10言語を学んだ経験があります。
オンライン英会話はあなたが話す練習をするため
僕はオンライン英会話というのは、話す練習をする場として捉えています。
ですから、文法や単語を教えてもらったりする場ではないということです。
もちろん、そういった細かいことを教えてくれる先生もいると思いますが、あくまでレッスンを中学や高校までのような「授業」として捉えないようにすることが大事です。
ここで言う「授業」とは、先生が何かについて説明をし、皆さんはそれを聞いて理解をするというものです。
正直、調べれば自分で学べるようなことをオンライン英会話で学ぶのはもったいないです。
そういうことは今では検索すれば調べられますし、その方が効率的です。
オンライン英会話は、とにかく話す練習をするところという意識を持つことが大切です。
スピーキングは自主練が大事
まず前提として、スピーキング力を向上させるためには自主練が欠かせません。
自主練をすることなく、ただレッスンを受けていれば英語が話せるようになるだろうとは思わない方が良いです。
レッスンに参加して「教えてください」という態度では一向に英語は話せるようにならないということです。
当たり前のことですが、話せるようになりたければ話す練習をしなければなりません。
先生の話を聞いているだけでは、話せるようになりません。
多くの人はそのことを中学・高校の授業を受けてきて実感しているはずです。
ですから、とりあえずレッスンさえ受けてれば話せるようになるだろうという考えではスピーキングは身につかない、というのを念頭に置いておきましょう。
英語を話すことは、スポーツや楽器などのスキルを必要とするものと似ています。
「野球のカーブボールはこういう握り方をして、こう投げるんだ」と教えられたとしても、実際に投げる練習をしなければカーブボールを投げられるようにならないのと同様、実際に話す練習をしなければ話せるようにはなりません。
自主練方法については以下の記事で書いています。
おすすめオンライン英会話
以上のことを踏まえていただいた上で、そして自主練を積んだという前提で以下のサービスを僕はおすすめします。
どのサービスも僕自身が利用し、体験してみたものから選んでいます。
大学で英語を教える身として、自分の学生にも紹介したいと思えるサービスのみ紹介します。
1. DMM英会話
DMM英会話の魅力は月6480円で毎日25分のレッスンを受けられるという点です。
これは破格だと思います。
それから世界中の人と話せるというのも魅力の一つです。
実際に英語でコミュニケーションが行われるのは、英語の非母語話者同士が多いと言います。
つまり、私たちがこれから仕事で英語を使う場合、アメリカ人やイギリス人相手よりも、中国人やベトナム人など、英語を母語としない人たちと英語でやりとりをする機会の方が多いということです。
そういった意味で、英語ネイティブではない人たちと英語で話す練習をできるのは僕はメリットだと思います。
「ネイティブじゃなきゃダメだ」という時代遅れの考えの人もいますが、上にも書いている通り、オンライン英会話はあくまで「あなた」が話す練習をする場です。
ですから、相手がネイティブかどうかはあまり気にしなくて良いです。
しかも、厳密にはネイティブじゃないとしても講師の先生たちは一般的な日本人からしたら、相当ハイレベルな英語力を持っています。
僕は自分が教えている大学生に紹介するために、DMMのレッスンを何度か体験してきました。
その時の先生はセルビア人や、クロアチア人、フィリピン人などでしたが、ネイティブと遜色ない英語力を持ち合わせていて、僕もまだまだ頑張らねばと思ったのを覚えています。
特に世界中の人と話してみたい、という人には特におすすめですね。
2. レアジョブ
レアジョブも月6380円で毎日25分というプランがあります。
まさにDMM英会話をライバル視しているような料金プランですね。
ちなみにレアジョブは月8回4620円というもっと安いプランもあります。
DMM英会話との違いは、講師が基本フィリピン人という点です。
フィリピン人は厳密には英語ネイティブではないかもしれませんが、彼らは学校教育などは全て英語で受けています。
ですので、僕としてはもうほぼネイティブと言っても過言ではないと思っています。
しかもレアジョブの講師たちはTESOLに基づいた研修を受けているそうです。
TESOLとはTeaching English to Speakers of Other Languages(英語を母語としない人に英語を教える教授法)のことで、僕はこの分野を大学院で学び修士を取っています。
これは講師の質、という面ではかなり保証されているのではないかと思います。
3. italki
こちらは唯一、日本発祥ではないオンライン英会話サービスです。
英会話と言っても、実はitalkiは世界中の言語を扱っています。
ですので、英語以外でも中国語やフランス語、ドイツ語などの話す練習をしたいと思っている人にもおすすめです。
italkiの魅力はなんと言っても先生の数です。英語ネイティブからノンネイティブまで、いろいろな先生がいます。
しかも先生によって料金が全然違います。
経験や資格が豊富な先生は料金が高くなっている傾向です。
先生によって得意とする分野も違うので、自分の目的に合わせて先生を選べるというのも魅力の一つです。
もう一つitalkiの良いところは、言語好きの講師が多いところです。
ほとんどの先生が何かしらの外国語を学んでいます。
そしてそれがプロフィールに載っているので、「この先生はこの言葉も話せるんだ」というのが一目でわかります。
僕としては、英語(あるいはその人の母語)だけしか話せない先生より、外国語をある程度学んでいる先生を信頼します。
なぜなら、外国語を学ぶ大変さや難しさというのは教える側として知っておくのはとても大切だと思うからです。
そういう意味では、italkiには外国語を学んでいる先生ばかりなのでそういう先生を見つけるにはとても良い場所だと思います。
オンライン英会話の注意点
何度もお伝えしている通り、オンライン英会話はあくまで「あなた」が話す練習をする場です。
ですのでレッスンもできるだけ先生に任せずに「こういうことをしたい」というのを伝えておくのがポイントです。
多くの場合は「話す練習をしたい」だと思いますが、これを伝えないといわゆる学校授業みたいなレッスンをされてしまう可能性はあります。
ですので、「こういうトピックについて話したい」だとか「とにかく話せるようになりたいので、質問をたくさんしてください」のようにあらかじめ自分の意志や目的をしっかり伝えておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は大学で英語を教える身として、本当におすすめできるオンライン英会話を紹介しました。
以上参考になったら嬉しいです。
それではまたお会いしましょう。
See you next time!
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