こんにちは、けんてぃーです。
このブログでは、語学や筋トレのノウハウの解説や、本のレビューなどをしています。
今回はバターコーヒーについて以下の質問に答えます。
この記事を読むとわかること
- バターコーヒーって何?
- バターコーヒーってどんな効果があるの?
- バターコーヒーってどうやって作るの?
僕は今年2022年の3月で朝食代わりにバターコーヒーを飲み始めて3年が経ちました。
この記事では僕が3年続けた経験をもとにバターコーヒーについて紹介します。
結論
最初に結論を言ってしまいます。
- バターコーヒーとはコーヒーにグラスフェッドバターとMCTオイルを入れて撹拌させた(思いっきり混ぜた)もの
- バターコーヒーには、脳のパフォーマンスを上げたり、空腹を抑制したり、抗炎症作用がある
- バターコーヒーと聞くと油っぽそうだけど、実際はほぼカフェラテ
- バターコーヒーだけで痩せる訳ではないが、半日断食などをしている人にはおすすめ
- 朝食を抜いてバターコーヒーを飲んでも筋肉は減らない
バターコーヒーって何?
まずはバターコーヒーについて簡単に説明します。
僕が飲んでいるのは、完全無欠コーヒー(Bulletproof Coffee)と呼ばれる、以下のデイヴ・アスプリーさんの本で一躍有名になったものです。
材料は3つのみ。
- コーヒー
- グラスフェッドのバター
- MCTオイル
この材料をミックスしたものが完全無欠コーヒーです。
なぜ、この3つなのか、詳細は上記の書籍を読んでいただければと思いますが、以下で簡単に説明します。
バターコーヒーの効果
一般的に言われているバターコーヒーの効果を以下で紹介ます。
まずコーヒーは多くの方がご存知のように、カフェインが含まれています。
カフェインは、
エネルギーを高めるだけにとどまらない。脳内の炎症を防ぐことで、認知機能の衰えを軽減し、アルツハイマー病の発症リスクを低下させる。
「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」より引用
また、グラスフェッドバターとは、grass(牧草)をfed(食べさせられた)バターということですが、穀物やホルモン剤などを食べさせられた牛よりも、栄養価が高く、特にカロチノイドという抗酸化物質が高いそうです。
そして、MCTオイルというのはココナッツから抽出した中鎖脂肪酸で、体の炎症を減らしてくれるだけでなく、素早く吸収され脳の栄養になるというものです。
バターコーヒーを3年飲んでみて
味
まず、率直な感想から言いますが、美味しいです。
これは自分が飲んでいるからそう思いたい、とかではなく本当に美味しいです。
元々コーヒーは好きというのも関係しているかもしれません。
「コーヒーにバターも入れて、MCTオイルも入れたら油でギトギトなんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、安心してください。
飲んでみると、ほぼカフェラテです。
作り方については下で紹介しますが、溶かしたバターを浮かしたまま飲む訳ではありません。
ブレンダーやミルクフォーマーを使って攪拌することにより、しっかりと混ざります。
空腹について
まずはお腹がかなり減りにくいというのが、バターコーヒーの効果だと思います。
僕はバターコーヒーと半日断食を同時に始めています。
つまり、前日の夕飯をできる限り20時までに終え、朝は何も食べずバターコーヒーを飲みます。
そうすると必ず「お腹空かないの?」と聞かれます。
正直、最初の数ヶ月はお腹が空きます。
ですが、今ではお昼になってもそんなにお腹が空いていない状態です。
それから面白いと思ったのが、朝ご飯を食べた時の方がお腹が空く、という点です。
謎に聞こえるかもしれませんが、体感として本当なんです。
半日断食を始める前は、筋トレをしていることもあり、朝7時くらいには朝ご飯をしっかり食べていました。
それも、当時食べていたのは腹持ちの良いと言われるオートミールに豆乳をかけてレンジで温めお粥にしたものに、プロテインをかけたものでした。
にもかかわらず、10時くらいには毎日お腹がグーグーなり始め、お腹が空いて仕方ありませんでした。
「食べた方がお腹が減る」
実はこれ、半日断食や1日1食を実践している人の中でよく聞く声なんですが、自分自身も体験しました。
それから、バターコーヒーのバターには空腹を抑えてくれる効果もあるそうです。
それにより、午前中はバターコーヒーだけで、ほとんどお腹が空かなくなったのかなと思います。
体感について
もう一つよく言われる効果は、脳のパフォーマンスが上がる、ということです。
つまり、集中力が高まったり、生産性が上がったり、記憶力が上がったりします。
脳の栄養は通常、糖質からできたブドウ糖から得られます。
それが不足すると、余分な脂肪からケトン体が作られます。
しかし、不足していない場合でもMCTオイルはすぐに肝臓に運ばれ、ケトン体を作り出します。
このケトン体は、すぐに脳のエネルギーとして使用できるため、上記のような効果が得られるということです。
これは体感としてもあります。
朝ご飯を食べるより、頭が働く感覚はあります。
ダイエット効果
ダイエット効果については、「わからない」というのが正直なところです。
これも面白いと思ったのですが、1日3食食べていた頃と、1日2食で朝にバターコーヒーをしばらく飲んだ場合で体重の増減がほぼありませんでした。
厳密には最初の数ヶ月は1キロくらい減りましたが、その後すぐに戻りました。身体は不思議なものです。
ただ僕の場合、もともとダイエット目的ではなく、健康やパフォーマンス向上のために始めたものです。
それに、既に10年以上筋トレを続けていて、身長173cmで体重64kg というBMI的には「普通」の体型です。
ですので、適正体重を超えている人、あるいは反対に痩せ型の人が実践したら、また効果は異なるかもしれません。
ただ一つ言えるのは、半日断食をしながらダイエットをしようとしている方にはバターコーヒーはおすすめしたいということです。
なぜなら、バターコーヒーは上記したように空腹を抑えてくれる上、断食の効果を継続できるからです。
バターコーヒーには、糖質やタンパク質が含まれてはいないため、摂取しても体内でインスリンが分泌されません。
インスリンは簡単にいうと「食べ物がきたぞー、脂肪を蓄えろー!」というホルモンです。
せっかく断食しているのにインスリンを出してしまったら、もともこもありません。
ですので、半日断食をしようとしている、既にしているがお腹が減って仕方ない、という方にはぜひおすすめです。
筋肉は減らないの?
これはバターコーヒーの効果と言うより、朝食代わりにバターコーヒーを飲んで筋肉が減らないのか、と言うお話です。
これは筋トレをしている人なら必ず気になる点だと思います。
僕も最初はこれを一番恐れていました。
結論から言うと、減りません。
筋トレのパフォーマンスも下がりませんでしたし、骨格筋量を調べる体重計でも筋肉の量は減っていないことがわかりました。
それに、僕の場合、半日断食とバターコーヒーを続けながらJBBFのメンズフィジークに出場し、3位に入賞しています。
ですので、筋肉は減らないというのが僕の結論です。
ただし、当たり前ですが、筋トレを怠らないこととしっかりとタンパク質を摂取することは欠かせません。
バターコーヒーの作り方
用意する物は以下の通り。僕の使っているものは下にリンクを貼っておきます。
- コーヒー(できれば質の高い物)
- グラスフェッドバター
- MCTオイル
- ミルクフォーマー or ブレンダー or プロテインシェイカー
出来上がったコーヒーにグラスフェッドバター大さじ2杯(24gくらい)、MCTオイル大さじ2杯を入れ、撹拌させます。
撹拌は、ミルクフォーマーやブレンダーをお持ちであればそれでいいのですが、わざわざ用意したくない人はプロテインシェイカーでシェイクするのもおすすめです。
僕も最初はミルクフォーマーで丁寧に作っていたのですが、電池の交換や毎回金属の部分を洗うのが億劫になりやめました。
ちなみに、ミルクフォーマーを使う場合も、プロテインシェイカーのようなできるだけ縦長の容器に入れて泡立てた方がいいです。
初めて作った時なにもわからず、マグカップで作ったのですが、大変なことになりました。
そしてプロテインシェイカーを使う場合はしっかり蓋を閉めて、なおかつ最初は噴き出しても良いようにティッシュなどを使って蓋とボトルの間を抑えながらシェイクすると良いです。
僕の使っているこちらのシェイカーだとなぜか漏れないのでおすすめです。
他に2つシェイカーを持っているのですが、その2つは漏れます。
以下は、僕の使っているグラスフェッドバターです。
そして、MCTオイル。
バターカッターはなくてもいいのですが、あると便利です。
ただ、凍ってるバターを使うと一瞬で壊れるので注意してください。
僕の場合は切る前日にバターを冷凍庫から冷蔵庫に移し、当日冷蔵庫から出し、常温で20〜30分ほど放置してから包丁で適切なサイズに切り、バターカッターでカットしています。
解凍が不十分のまま無理やりカットしようとして壊し続け、僕のバターカッターは今5代目です(学習してない)。
まとめ
今回の記事では、僕が3年間バターコーヒーを飲み続けてわかったことや感想について書きました。
あくまで個人の意見ですが、興味のある人はぜひ一度飲んでみて欲しいなと思います。
材料さえ買ってしまえば、手間はほとんどかかりません。
それでいて朝食代わりにもなり、午前中はお腹が空かず、良いパフォーマンスが保てるので本当におすすめです。
グラスフェッドバターや、MCTオイルなどは僕が使っているものでなければいけないという訳ではないので、ぜひ自分に合うものを探してもらえればいいなと思います。
コメント