単語のアプリってたくさんあって,どれがいいのか分からないな。
今回はそんな悩みを抱えている方におすすめのアプリQuizletを紹介します!
この記事でわかること
- Quizletとは何か
- Quizletで単語カードを効率的につくる方法
- Quizletで効果的に単語を学ぶ方法
書いた人
こんにちは,けんてぃーです。
現在,大学で英語を教えています。
大学院で英語教育について勉強し,修士号を持っています。
言語習得の知識を活かし,これまでに8言語を学んだ経験があります。
Quizletとは?
Quizletはオンライン単語カードです。
自分でセットを作ることもできますし,他人が作ったセットを使って学習することもできます。
オンラインで単語カードを作れるサイトやアプリは他にも何個かありますが,Quizletの優れている点は以下のとおりです。
特に3つ目の「日本語訳が自動で出る」はとても便利な機能です。
自分で日本語訳を入力する手間が省けます。
これに関しては,次の「Quizletで単語帳を効率的につくる方法」で詳しく解説しますね。
Quizletで単語帳を効率的につくる方法
Quizletではとても簡単に,早く単語カードをつくることができます。
単語カードを使った学習はとても効果があるのでオススメの勉強方法ですが,「セットをつくるのに時間がかかる」というのが難点です。
しかし,Quizletはその問題を解決してくれます。
以下の機能を使うと,Quizletでサクッと単語帳をつくれます。
- 日本語の自動入力
- インポート機能
それぞれ簡単に解説していきますね。
日本語の自動入力
さきほど紹介しましたが,Quizletは英語を入力するだけで日本語訳を自動で表示してくれます。
こちらが実際につくっている例です。
左側に’adventure’と入力し,右に日本語訳を入力しようとクリックすると,画像のように選択肢が現れます。
この機能を使うためには,最初に言語を設定する必要があります。
この例では左側をENGLISH,右側をJAPANESEと設定しています(クリックすると選べます)。
ここから気に入った訳を選ぶだけでいいので,入力する必要がありません。
もちろん,気に入る訳がなければ自分で入力することもできます。
インポートの機能
もう一つ便利なのは,インポートできる点です。
これも画像を使って説明しますね。
ちょっと見づらいかもしれませんが,作成画面の左の方にある *import from Word, Excel, Google Docs, etc. というところをクリックします。
すると以下のような画面になります。
WordやExcelですでに単語・日本語訳のセットがある人はコピーしてここにペーストすることで,一瞬でそれを単語カードにすることができます。
一つ一つ手作業で入力しなくて良いのでとても早く単語カードを作ることができます。
単語カードを使った効果的な学習方法
では最後に効果的な学習方法について紹介します。
作っただけで満足しないように注意が必要です!
Quizletでは以下の画像のように,単語を学ぶ機能がたくさんあります。
黄色い枠が全部,個人でできる学習ツールです。
しかし,この中で一番のオススメは「単語カード」という,もっともオーソドックスなものです。(設定が英語なので画像では”Flashcards”となっています。)
単語学習には「思い出す」ことがとても重要だと言われています。
例えば,英単語を見てその意味を「思い出す」。反対に,日本語の意味を見て英単語を「思い出す」。
シンプルですが,単語カードが効果的と言われるのは,強制的に「思い出す」をするからです。
これは「テスト効果」とも呼ばれ,何かを覚えようと思った時に何度も読んで復習するよりも,テストをおこなった方が,より覚えているというものです。
テストをすると,思い出そうと努力するからですね。
詳しくはこちらの本にも書かれています。
ですので,単にペラペラめくって両面を確認するだけでは効果がありません。
「思い出す」ことが大事ですので,毎回単語を見るたびに「思い出す」努力をしましょう。思い出せなかったら,裏を見て確認する。
思い出せなかった単語は,右上にある☆マークをチェックしておくと,あとで復習する際に便利です。
学習の流れは以下の方法がいいと思います。
- 英→日 で学習する
- 何周かする
- ☆マークのついているものだけ繰り返す
- 全部覚えられたら設定を日→英にする
- 2 – 3を繰り返す
また,1単語セットあたりの単語数は多くても20個くらいがオススメです。
このくらいだと短いスキマ時間でも1周できるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は単語学習アプリQuizletの紹介をしました。
うまく活用して単語をたくさん覚えちゃいましょう!
参考になれば,幸いです。
それではSee you next time!
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