アラビア語に興味がある人や、これから勉強しようかなーと思っている人の参考になれば嬉しいです。
結論
まずタイトルを回収します。僕の知ってる範囲での感想になってしまいますが、「思っていたほどは難しくはない」というのが率直な感想です。
と言うのもアラビア語ってなんだかすごーく難しいイメージがあると思うんですね。
なんかニョロニョロした文字使ってるし、右から左に書くし。なんかこう,近づき難いオーラを放っていますよね。少なくとも僕は最初そう感じていました。
ですが実際にちゃんと勉強してみると,「なんて複雑なんだ!」と思う要素は意外とありませんでした。そういう意味では僕はロシア語の方が複雑だなあ思いました。
アラビア語ってそうなんだーと個人的に面白いと思った点は後でまとめます。
決して簡単な言語だと言っているわけではないのですが、始めてみると意外と楽しいですよ〜ということです。
文字を覚えるのはやっぱり大変
文字は最初の難関ですね。やっぱり得体の知れない文字を28個覚えるのというのは楽ではありません。
ですが,振り返ってみると文字を覚えるのが一番大変だったと思います。逆に言うと,ここさえ乗り越えられれば後は楽しくなってくるんじゃないかなと思います。
アラビア文字を学習するのに以下のアプリがとても役に立ったのでおすすめです。
教材について
今回,主に使用した教材はこちらです。
こちらが最終的に一番良かったです。
始める前に色々調べて,アマゾンレビューも良かったので以下の大阪大学から出ている本を最初に買ったのですが,こちらは結論から言うと「入門書」ではありませんでした。どちらかというと文法の参考書という感じです。フランス語の新・リュミエールに近いですね。
網羅性で言うとおそらく一番なのでしょうが,まず文字の解説がなく,いきなり平叙文の作り方から始まっていて「ん?」となりました。文字は別冊で出ているみたいですね。
ちょっと僕にはまだ早いと思い,先ほどの本田孝一さんの本を買いました。そちらはすごく丁寧で,わかりやすかったです。
特に文字の書き方についても詳しく書かれていた点が良かったです。外国語を学ぶときに,ネイティブはどうやって手で書くのだろうと気になってしまう僕としてはかなり満足でした。
アラビア語の面白い点
次にアラビア語を学んでいて個人的に面白いなーと思った点を簡単にまとめてみます。
1. 格変化が意外と(?)少なかった
アラビア語には格変化があるというのをどこかで見聞きしていたので,正直ビビっていたのですが,3つの格変化だったので意外と少ないな*と感じました(僕の学習がまだ初級レベルなので,持っている本だと扱われていないだけかもしれません,もし間違っていたらぜひ教えてください)。
*僕の知っているドイツ語(4つ),ロシア語(6つ)と比べると格変化が少ないということです。
アラビア語の格変化は,自分の復習もかねて今度記事にしたいと思います。
2. 人称代名詞の対格と所有代名詞が被っている
これも詳しく書いてしまうと長くなるのでまた別記事にしたいのですが,例えば,日本語で言う「あなたを(対格)」と「あなたの(所有代名詞)」の形が同じなんですよね。これは学習しやすいポイントだと思いました。
3. 案外読めるようになる
これはアラビア語の面白い点と言うより,アラビア語も,当然ですが,やっぱり言語なんだなと気付かされた点ですね。どの言語でもそうだと思うのですが,自分が学んでいる言語があるとき突然,ある程度理解できるようになると嬉しいですよね。最初は全く意味不明の文字列が突然意味のあるものになる感覚です。
最初にも述べた通りアラビア語って遠い世界の,全然知らない人たちが話している謎の文字の言語ってイメージがあるかもしれませんが,勉強を続けていくと,初めて見た文でも,読んで理解できる感覚というのはやはり言語学習の醍醐味なんじゃないかなと改めて感じました。
2ヶ月勉強してみて、比較的すらすらと読めるようにはなりました。もちろん初めて見る単語はharakatと呼ばれる発音記号がないと読めませんが、頻度の高い単語はなくても読めるレベルにまでなりました。
参考までに2ヶ月勉強してどれだけのアラビア語を生み出せるかこの場で実験してみます。何も見ないで打つので、スペルミスがあったらすみません。
(こんにちは。元気ですか?私はおかげさまで元気です。私の名前はけんてぃーです。あなたの名前は何ですか?私は先生です。あなたの職業はなんですか?私は大学で働いています。私は今日アラビア語を勉強します。昨日はフランス語を勉強しました。私の家は日本にあります。)
今後
これからもアラビア語の学習は続けていくつもりです。せっかくなので学んだことをブログに記録していこうかなーと思っています。需要はあるか分かりませんが笑
言語学習楽しんでいきましょう〜。ではまた。
コメント